なかよし 付録 漫画家 [アニメ]
今、漫画家たちを驚かせている雑誌があります。それは、少女漫画雑誌「なかよし」
2013年3月号（講談社）の付録「スーパー最強まんが家セット」です。
「ブラックジャックによろしく」で知られる佐藤秀峰さんも「使ってみた」動画をニコニコ
生放送で配信するなど、漫画好きの間で大いに盛り上がっています。
■なんとスクリーントーンや原稿用紙が付いています
漫画家といえば今も昔も子どもの憧れの職業の1つとあって、低学年向けの雑誌に
「漫画の書き方」ガイドや「漫画家になれる」グッズが付いてくることはそう珍しくは
ありません。
そんな中で「なかよし」3月号の付録が話題を呼んでいるのは、原稿用紙を始め、
豊富なスクリーントーン、人物などのイラストを書くための型板（ステンシル）や
修正ペン、また「なぞって」練習するためのイラストなど、「子供向け」の域を超えた
内容となっています。
さらに別冊として、人物の書き方からプロットの立て方、さらには編集部への投稿方法
までを解説した全48ページの「カンペキまんが描き方ブック」もついています。
キャッチフレーズは「まんが界のセンターを目指しちゃお！」。
「なんか楽しそう…おっさんが買っても捕まったりしませんよねえ…？」
と「大人」からも欲しがる人が続出しているようです。
「15年後、『私の漫画家の原点は、「なかよし」についていた付録でした』という作家が
登場しそう」といった声もTwitterでは上がっています。
発売は2013年2月1日ですが、早くも7日現在アマゾンでは品切れ状態で、中古価格は
990円と本来の価格（580円）の倍近くに上昇中です。
