コバエ入り パン 食べる [ニュース]
今月、岐阜県可児市立蘇南(そなん)中学校と市立東明(とうめい)小学校の2校で給食に
出されたパンにコバエが混入し、市学校給食センターが児童生徒にハエを取り除いて
食べるよう指導していました。その後、市教委は取材に、対応のミスを認めました。
市教委によりますと、混入したのは体長1~2ミリの「クロバネキノコバエ」です。
2日に市立蘇南中の丸パンに1~4匹の混入しているのを生徒が見つけました。
個数は不明ですが写真を見ますと多そうですね。9日には、市立東明小でクロワッサンへの
混入を児童が見つけました。
約100個で、1個当たり1~4匹入っていたそうです。学校から連絡を受けた同センターが
「コバエは毒性がなく安全上問題がない」として、取り除いて食べるように指導したそうです。
普通ならあり得ない判断です。
同センターはマニュアルに沿った対応と説明していましたが、マニュアルでは異物が「数十件」
の場合、「混入のあった料理等の飲食を中止する」としています。
市教委の篭橋(かごはし)義朗事務局長は「東明小の場合、取り除いて食べる指導は
間違いだった。
早急にマニュアルを見直す」と話しています。学校の先生もそんな判断できないのでしょうか?
可児市は27日、市議会に市教育委員会の篭橋義朗事務局長(57)を教育委員に任命する
議案を提出し可決されました。
篭橋氏は30日付で退職し、10月1日の市教委で教育長に任命される見通しです。
こんな人が教育長になるとは生徒も可哀想ですね。