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原辰徳 監督 解任 [スポーツ]



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巨人の原辰徳監督が元暴力団員に1億円を払っていたとする記事が、明日21日発売の
週刊文春に掲載されるそうです。

文春の報道によりますと、原監督は2006年8月に球界関係者と名乗る男性から連絡を
受け、選手時代の1988年にある女性と関係があったとする、女性の日記のコピーを見
せられ「これが表にでないように金がいる」と1億円を要求したそうです。

日記には巨人のほかの選手の名前もあったそうです。

原監督は男性が反社会的勢力(暴力団のことです)であるとの認識ははなく、付き合いが
あったこともないと釈明しています。

球団が警視庁に問い合わせたところ、2人組は暴力団員などではなかったとしています。

巨人側は20日に記者会見を開いて、文春の報道を否定し「記事は事実と異なり、原監督
と球団の名誉を毀損する」として、損害賠償訴訟を起こす方針ですが週刊文春側も「記事
には十分自信を持っている」とのコメントを出しています。

明日の記事を見ないとなんとも言えませんが、本日、原監督が1億円を支払ったとコメント
していますので明日の記事を見るまでもなく、原監督の方が負けでしょう。

それと、もし1億円の支払い先が暴力団だとすれば、歴代の巨人軍の中では最大の
スキャンダルになりますので、読売新聞グループ本社会長・主筆の渡邉恒雄氏も原監督
を解任することは確実でしょう。

参考までに原監督のコメントを掲載します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1988年ごろ、私はある女性と関係を持ちました。女性とはまもなく連絡を断ちましたが、
それから約18年後、監督に復帰して1年目の2006年8月、プロ野球と関係ある人物

から電話があり、『あなたの女性問題に関する日記がある。公になれば球界は大変なこ
とになる。表に出ないよう私に任せてほしい』と言われました。

ゆすられていると思い、不安を感じた一方、私を助けてくれるのだとも解釈し、要求され
た現金を渡しました。

悩んで悩んで悩み抜いての苦渋の選択でした。私の個人マネジャーとは『これで終わり
にならない時には球団に相談し、警察に届け出よう』と話し合いました。

その後、動きはありませんでしたが、2009年、別の男から球団に電話があり、『女性
問題のことを書いた日記が監督の手に渡ったはずだ。それを返してほしい』ということ
でした。

私は球団にすべてを打ち明けました。妻にもすぐに告白しました。一番傷つけてしまう
のは妻だと思ったからでした。

電話をしてきた男は逮捕され、有罪になったと聞きました。私は一連のことが明らかに
なった時は、誤解を招かないためにも、自分の言葉で釈明しようと考えてきました。

自ら心境をつづって、けじめをつけたいと思ってきました。

私個人の不徳の致すところであり、浅はかなことをしたと思っています。たくさんの選手
を指導するプロ野球の監督という立場にある人間として、深く反省しています。

ファンの皆様、大変申し訳ありませんでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

それにしても、ここのところ週刊文春のスクープはすごいですね。恐るべし週刊文春!



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