低体温症は恐ろしい [社会]
北アルプスの白馬岳で、北九州市の医師など6人の登山グループが低体温症で
死亡したようですね。温かくなる時期の登山では毎年のようにこのような事故が
よく起きています。
今回は医師のグループというのでなおさら驚きました。医師なら当然、このような
知識はあるだろうと思うからです。
低体温症というのは体温が35度以下に下がる状態で35度で皮膚感覚がマヒし、
震えが始まる、35~34度で震えが激しくなり、よろめいたり口ごもったりする、
34~32度で意識が薄れ、歩けない、32~30度で意識を失う-といった症状が
出るそうです。高齢者は体温調節の能力が低下するので、暑さ寒さの変化に
対する感覚も鈍くなるため、気付かない間に低体温症が進みやすいということです。
このグループもどちらかというと高齢者に属します。前日は天気もよく油断していた
のかも知れません。
亡くなった時の服装はTシャツにジャンパーを羽織るなどいずれも軽装で、防寒着
などは身に着けていなかったということです。
北アルプスのような高山の気候はすぐに天候が変わる可能性を秘めています。
2~300m程度の山と訳が違います。
高山に登る時は防寒着は必須の持ち物であるという認識が必要です。
防水、防風効果に優れており、毛布3枚分の保温効果があります遭難や災害時に。体温低下を防ぐ緊...
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